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しばらく風邪ぎみにて更新できませんでした。
申し訳ない(´-д-`)
気を取り直して、1/20分、10分間討論です。。。
静岡県東部、JR東海道本線の函南~熱海に「丹那トンネル」というトンネルが存在します。
1934年開通。総延長7804Mというものすごく長大なトンネルです。
このトンネルは1918年に着工、トンネル掘削技術が発達していなかった時代とはいえ、作業員合計67名が犠牲になるという難工事だったそうです。
なぜ、こんな難工事になったのか?
理由としては・・・
- トンネルは地下水豊かな丹那盆地の下を貫通しており、大量の湧水との戦いであったこと。(工事後、丹那盆地は渇水により大飢饉に襲われたとのこと)
- もともとここは活動を止めて間もない火山であり、土が粘土質であった。
- 幾度となく地震の被害にあった。(関東大震災・北伊豆地震)
さて、ここで注目するのは3の地震、特に「北伊豆地震」です。
ここの地震を引き起こした「丹那断層」はこの丹那トンネルによって貫通されています。
しかも、ちょうど断層部分に差し掛かり、水抜き作業をしているその時に発生したといいます。
つまり、トンネル工事によって引き起こされた可能性が高いのです。
この地震により、丹那トンネルは断層部分で本来より左右に2Mのズレが発生。完成後の現在も、トンネルはここでS字カーブを描いています。
尚、このトンネルの隣には「丹那断層の活動周期は700年周期」との判断で東海道新幹線の「新丹那トンネル」が営業しています。
丹那トンネル
丹那トンネルと丹那断層
このように人の手によって引き起こされてしまったと考えられている地震は他にもあります。
1995年、近畿地方を襲った「阪神・淡路大震災」。
この地震を引き起こした「野島断層」の真上には、本州と淡路島を結ぶ「明石海峡大橋」の工事中でした。なんとこの大橋、野島断層のすぐ近くに支柱が立てられており、断層を刺激したのでは?と言われています。
調査済み断層地図(高知・和歌山付近をクリック)
明石海峡大橋
阪神大震災(被害写真付き)
以上の2件から、地震は人の手によっても引き起こされる可能性があることが分かります。
だとすれば・・・
現在、山梨実験線にて実用化に向けて研究中のリニアモーターカー。
去年あたりにJR東海は「中央新幹線」として実現させる意向を示しました。
この「中央新幹線」、東京品川から南アルプスの赤石山脈をトンネルで貫通し、ほぼ直線で名古屋、大阪を結ぶという計画です。
しかし、コチラをご覧ください。↓
調査済み断層地図(甲府・飯田付近をクリック)
中央新幹線
中央新幹線計画線
中央構造線と呼ばれている赤石山脈及び、断層密集地帯を貫通することがお分かりでしょうか?
つまり、これらが着工されるとさらに大地震へのリスクが増大するということを・・・
ってな訳で今回は、「開発と地震」について意見を聞きました。
- 自然災害にはかなわない。危険がある開発は避けるべきだ。
- コレに限らず、マンション等の手抜き工事の話はよく聞く。以下に安く建設するかの「経済設計」がまかり通っている。
- 建築関係は「入札システム」自体に問題があるのでは?
みんなのまとめ
- リニアのルート設計は無謀。(あまりにも夢のような話しすぎる)通過都市からの政治的、経済的圧力があったのでは?そろそろ開発は自粛する時期に来ているのでは?
- 地震との共存こそがこれから必要になってくる。
今回のまとめ
- 以前話題になったの浜岡原発にしてもそうだが、あまりにも地震に対する認識が開発と結びついていない気がする。過去の地震の原因調査と地震被害を常に1セットで考え、開発していくことが大切だろう。そういった意味でも、かつての経験した地震被害を風化させてはいけない。
・・・追記。
丹那トンネルが出来る前、東海道本線は現在の御殿場線ルートを通っていたそうです。
山間を走る御殿場線ルートは速度が出せず、大幅な迂回ルートのため非常に所要時間がかかり、それはそれは大変だったとの事。
今、僕が気軽に浜松から町田の仲間に会いに行けるのも、このトンネル工事で犠牲になった方がいるからなのだと・・・
現地は静岡県横断マラソンにて通過予定場所です。そのため、訪問時には慰霊碑に花をお供えしたいと思っています。
byじゅんいち
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